佐伯 智美プロフィール

「赤ちゃん大好き」という助産師の佐伯智美さん。出産後4人の子供育てをしながら、インターネットによる「助産婦さんおしえて掲示板」にてアドバイザーを担当。妊娠・出産による身体の痛みや不快な症状の質問が多いことから、骨盤ケア・整体の勉強を始め、2003年『ぷれままサロン佐伯』を大阪市天王寺区の自宅で開業。「主体的で素敵なお産、楽しい母乳育児に結び付くあったかケア」を目指して、骨盤ケアや母子整体、母乳育児相談などを行っています。妊娠中や出産後、つらい腰痛や肩凝りに悩んでいるママは驚くほど多いよう。でも整体に行くと「妊娠中は無理」と断られてしまうことも。また、「妊娠中の腰痛は当たり前。産めば治るよ」と言われていたけど、産後も治らないというママもいます。 「女性の身体は、妊娠すると骨盤を緩めるホルモンが分泌され、徐々に赤ちゃんを生む態勢が整っていきます。太古の昔からずっとそうやってきたのですが、四つん這いでの拭き掃除などしないし、車社会で歩かない最近の女性の骨盤はもともと少し緩み気味なんです。そこへさらに緩めようとするホルモンが分泌されるものだから、骨盤輪不安定症候群が増えているんです」と、助産師の佐伯智美さん。 佐伯さんは、厚生労働省・農林水産省認可法人・日本カイロプラクティック推進協同組合の賛助会員で、NPO法人・母子整体研究会の認定講師でもあります。「妊娠・出産に伴う骨盤の歪みの矯正は、助産師が関われる分野として興味を持って勉強してきました。私自身長男出産のときには切迫早産で3カ月も入院したんですが、骨盤ケアは切迫早産の予防にもなるんです。産後にウエストを締めてしまい、下腹ポッコリ四角い大きな垂れお尻、尿もれ!なんてヒサン(笑)。妊娠中も産後も締めるべきは身体の要の骨盤ですよ」。
|
![]() ▲ぷれままサロン佐伯 佐伯智美さん小柄な体から、明るく優しいパワーが溢れているような方です。 ▲骨盤のモデルを使って、骨盤ケアを分かりやすく説明する佐伯さん。 ▲ベビーマッサージクラスにて |